肺炎球菌感染症とは?
肺炎球菌という細菌によって発生する病気で、体力が落ちている時や高齢になるにつれて免疫力が弱くなってくると、いろいろな病気を引き起こす原因となる病原菌です。
65歳以上の高齢者では、肺炎による死亡率は、がん、心臓病、脳卒中に次いで4番目に高く、最近ではペニシリンなどの抗生物質が効きにくい耐性菌が増加しているため、治療も困 難になってきています。
肺炎球菌の予防接種
ペニシリンなどの抗生物質が効きにくい耐性菌が増加し、治療も困難になってきておりますが、この耐性菌に対しても予防接種には予防効果があります。肺炎球 菌ワクチンは90種類以上ある肺炎球菌の型のうち23種の型に対して免疫をつけることができます。
これは肺炎球菌による肺炎の80%程度に該当します。また、肺炎予防効果とともに、肺炎球菌による肺炎になっても軽症ですむ効果などもあります。
接種費用
肺炎球菌ワクチン(23価ポリサッカライドワクチン) 7,000円(税別)
※完全予約制とさせていただきます。
※港区では、区民を対象に予防接種費用を助成しています。
「港区公式ホームページ » 健康・福祉 » 健康・医療 » 予防接種 »高齢者肺炎球菌定期予防接種費用一部助成について」に詳しく掲載されています。
※詳しくはクリニックまでお電話、又はクリニック受付までお問い合わせください。
※港区民以外の方などは、お住まいの各自治体へお問い合わせの上でクリニックまでご連絡ください。
65歳以上の港区民、高齢者肺炎球菌予防接種に対する費用の一部助成に関して
予防接種の対象条件
下記のいずれかに該当する人
- 当該年度に65歳になる人
- 接種日現在、60歳から65歳未満で、
心臓、じん臓、呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に重い障害のある人(障害者手帳1級)
- 2022年度の65歳以上で対象となる人
- 65歳 (昭和32年4月2日〜昭和33年4月1日生まれの人)
- 70歳 (昭和27年4月2日〜昭和28年4月1日生まれの人)
- 75歳 (昭和22年4月2日〜昭和23年4月1日生まれの人)
- 80歳 (昭和17年4月2日〜昭和18年4月1日生まれの人)
- 85歳 (昭和12年4月2日〜昭和13年4月1日生まれの人)
- 90歳 (昭和7年4月2日〜昭和8年4月1日生まれの人)
- 95歳 (昭和2年4月2日〜昭和3年4月1日生まれの人)
- 100歳以上 (大正11年4月2日〜大正12年4月1日生まれの人)
※上記の対象年齢の人でも、過去に高齢者肺炎球菌の予防接種を受けたことがある人は、
対象外となります。
助成期間
2022年4月1日から2023年3月31日までに接種を受けている人
自己負担額
- 肺炎球菌ワクチン(23価ポリサッカライドワクチン) 1,500円 (予定)
お申し込み(予防接種を希望する人)
クリニックへ予約の上、当日は区から送られてきた
- 「予診票」
- 「港区民であることがわかる物(健康保険証、運転免許証等) 」
を持参ください。
※申請書は、みなと保健所保健予防課へご連絡ください。
※その他、不明な点につきましては、みなと保健所保健予防課(電話:03-6400-0081)
へお問合せください。
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